石破総理はウクライナ情勢に関する我が国の対応等についての会見を行いました

(総理は昨夜、G7のオンライン首脳会合に出席し、共同声明についても調整が続いているが、改めて、日本として、今後ウクライナ情勢にどう対応していくか)
戦争の即時停止ということ。そして、ウクライナに、公正かつ永続的な平和がもたらされるということ。そのためには、アメリカの関与が重要であって、それをG7のほかの国々が後押しをしていかねばならない。大事なことは、G7が結束していくこと、ということです。その4つは、皆の共通認識だと思っています。そこへ向けて、今後とも我が国は、G7のほかの国々と連携しながら、公正かつ永続的な平和が達成されるように努力をしていかねばならないし、共同声明については、なお、いろんな調整が行われている最中ですが、その文言の子細について、決定的な差異があるわけではないということだと理解をいたしております。
(渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆のお別れの会に出席したが、改めて、渡辺氏の功績への評価と、出席した感想や思いについて)
当選期数の若い頃から、いろんな機会で、謦咳(けいがい)に接する機会がありました。やはり、渡辺主筆というのかな、言論というものが、新聞というものが、民主主義の発展にとって根幹的な役割を果たすということを言っておられたことは、極めて印象的であって、民主主義の発展のためには、健全な言論がなければならない、そういうジャーナリストとしての強い使命感を持っておられたということ、そして、歴史に対して透徹した目をもっておられたと思います。感情に左右されることなく、歴史、どこでどういう問題があったか、どこにどういう誤りがあったか、ということについて、感情的にならず、常に冷徹な目をもって見ておられたし、言論人としての責任をずっと果たしてこられた、そのように感じております。
出典:首相官邸ホームページ(当該ページのURL)