石破総理は昨今の強盗事案並びに自由民主党本部及び首相官邸襲撃事案についての会見を行いました
(首都圏で相次ぐ強盗事件について把握している内容や受け止め、今後の対応について、また、先日の自民党本部への火炎瓶投げ込みや総理官邸への車による襲撃に対する受け止め、今回の衆院選への対応について)
本日、この一連の事案につきまして、警察庁長官から報告を受けたところであります。政府といたしましては、今までも、国民を被害に遭わせないということ、そして、犯行に加担をさせない体制を作るということ、さらには、犯罪者のツールを奪う、犯罪者を逃がさないということで対応してきたわけでありますが、そういうようなSNS上の広告、「そういうものに乗らないでください。乗ってはなりません。」というような広報の体制を更に強化していきたいというふうに思っております。
また、そういう方々が、そういうものを見た方が、そういうものに加担しそうになった方が、そういう方々が警察に相談に来る体制を更に拡充をしていきたいというふうに思っております。さらには、SNS上でそういう情報が出ているということの把握、その体制を更に強めていきたいと思っております。
また、「青パト(青色防犯パトロール)」と言いますが、そういうようなボランティアによるパトロールの体制があるわけですが、そういうものの拡充というもの、必要であれば一連のことに対して、補正予算も通じて対応していきたいというふうに思っております。こういうことの被害がないように、政府として万全を尽くしてまいりたいと考えております。
また、自民党本部に対する襲撃、あるいは首相官邸に対します襲撃等々ございました。そういうことがありますと、民主主義が暴力に屈するということになりかねません。
また、今、選挙をやっておる最中でございますが、こういうことがありましても、選挙は予定どおり進めてまいります。これ、各党が民主主義の下に選挙をやっておるわけでございまして、そういうものがきちんと遂行されるように、私どもとしても、万全を期してまいりたいというふうに考えておるところでございます。
出典:首相官邸ホームページ(当該ページのURL)