「安全な農畜水産物安定供給のための包括的レギュラトリーサイエンス研究推進委託事業」動物衛生分野(令和4年度終了課題)における研究成果報告会
農林水産省は、令和5年5月23日(火曜日)に「安全な農畜水産物安定供給のための包括的レギュラトリーサイエンス研究推進委託事業」動物衛生分野(令和4年度終了課題)における研究成果報告会を開催します。本報告会は、ウェブ会議システムにより開催します。
1.趣旨
農林水産省は、安全な農畜水産物の安定供給に資するよう、食品安全、動物衛生、植物防疫等に関する行政施策・措置の決定に必要な科学的知見を得るための研究事業「安全な農畜水産物安定供給のための包括的レギュラトリーサイエンス研究推進委託事業」(RS事業)を実施しています。
本報告会では、RS事業において実施した研究課題のうち、動物衛生分野の令和4年度終了課題について、高病原性鳥インフルエンザ等の疾病やいのしし用国産豚熱経口ワクチンの開発に関する主要な研究成果を報告いたします。生産現場で発生する病気の原因ウイルスやその病態、診断技術等に関する研究や、豚熱経口ワクチンの国産化を目指した試作品開発の現状をわかりやすく解説いたしますので、地方自治体の家畜衛生行政関係者、臨床獣医師、大学や研究機関に所属する研究者のほか、ご関心のある方はぜひご参加ください。
2.開催日時及び開催方法
日時:令和5年5月23日(火曜日)13時20分~16時15分
会場:Teamsによるインターネット開催(後日、URLを参加者へメールでご連絡します。)
3.主催者
農林水産省消費・安全局食品安全政策課
4.プログラム
1.開会あいさつ
2.研究成果の発表
座長(内田裕子氏,農研機構動物衛生研究部門)
(1)高病原性鳥インフルエンザのウイルス学的特徴と防疫の最適化
(内田裕子氏,国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門人獣共通感染症研究領域)
(2)野生哺乳動物における高病原性鳥インフルエンザウイルス感染実験および野生動物の農場周辺水場環境共有状況調査による家禽への高病原性鳥インフルエンザウイルス伝播リスク評価
(笛吹達史氏,鳥取大学農学部附属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センター)
(3)日本に流行する多型のブタインフルエンザの解析
(峯淳貴氏,国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門人獣共通感染症研究領域)
座長(深井克彦氏,農研機構動物衛生研究部門)
(4)国内に侵入する多様な家畜のアルボウイルス
(梁瀬徹氏,国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門越境性家畜感染症研究領域)
(5)口蹄疫の防疫および診断に関する研究開発
(森岡一樹氏,国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門越境性家畜感染症研究領域)
(6)ニホンイノシシにおけるアフリカ豚熱の病態・病理
(生澤充隆氏,国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門越境性家畜感染症研究領域)
(7)いのしし用国産CSF経口ワクチンの開発
(山田学氏,帯広畜産大学獣医学研究部門、元・国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門衛生管理研究領域)
5.参加可能回線数
300回線程度(先着順)
6.参加申込方法
参加ご希望の方は、インターネットにて、以下のお申込み先に御氏名、御連絡先メールアドレス、勤務先所属団体名等をご記入の上、お申込みください。
<お申込み先>
https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/syouan/gijyutu/202305.html
<申込締切>
令和5年5月12日(金曜日)
出典:農林水産省Webサイト
(当該ページのURL)