震災から11年 新たな交流拠点へ-出崎地区整備完了(岩手県宮古市)(令和4年5月24日)
岩手県宮古市の出崎地区にこの春、新たな交流拠点が完成しました。
この地区は、誰もが海に親しむことができる場所にと県が埋め立て整備事業を進めてきた場所です。
地区南側の「しおかぜ公園」は、サッカーコート約4面分の広さで、訪れた人が海に親しみ、たくさんの交流が生まれる憩いの場所となるように整備されていて、園内には震災の復興を願い桜やツツジなどが約300本植樹されています。
園内は自由に散策でき、宮古湾を一望できる展望広場や芝生広場があります。また、子ども用の遊具が設置されているほか海釣りエリアがあり、子どもも大人も楽しめる公園となっています。
他にも、県内の港湾施設として初めて整備された「潮だまり」は、公園内に海水を取り入れて潮の満ち引きを再現しているスポットで、海の生き物を観察することができます。
さらに、地区北側の旅客船ターミナルは7月に就航予定の遊覧船「うみねこ丸」の発着所となっており、観光の拠点としての役割も期待されています。
震災から11年。港町宮古市の魅力を味わえる拠点として、隣接する道の駅と共に賑わっていくことでしょう。宮古市にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
【しおかぜ公園より】
【しおかぜ公園(全景)】
【海釣りエリアより】
【潮だまりより】
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出典:復興庁ホームページ (当該ページのURL)