富岡町放課後児童クラブ施設開所式(福島県双葉郡富岡町)[令和6年4月3日]
令和6年4月3日(水)、富岡町放課後児童クラブ施設の開所式が執り行われました。
開所式では、初めに山本富岡町長からご挨拶があり、荒井福島復興局長、宍戸福島県避難地域復興局長らが祝辞を述べられました。続いて、テープカットが行われ、式終了後には、出席者による施設の内覧が行われました。
東日本大震災・福島第一原子力発電所事故から13年が経過し、富岡町においては、昨年11月までに特定復興再生拠点区域全域の避難指示が解除され、本年2月には、特定帰還居住区域復興再生計画が認定されたところです。
富岡町では、この間、町民の生活を支える複合商業施設「さくらモールとみおか」の全面開業や福祉・介護・交流施設「トータルサポートセンターとみおか」の開所等により町民の帰還に向けた環境整備を推進するとともに、小・中学校の地元再開、認定子ども園「にこにここども園」の開園、地域交流館「富岡わんぱくパーク」の開設など、子どもたちの教育環境やこども・子育て世代の交流環境の充実にも取り組んで来ました。
富岡町放課後児童クラブは令和4年3月から活動が開始され、これまでは距離にして約3㎞(車で10分)ほど離れた旧富岡第二小学校体育館を活動拠点としていましたが、今回、富岡小・中学校に隣接して新しい施設が整備されたことで、保護者の皆様にとっても、より安心して子供たちを見守る環境が整いました。
新年度からは30名近い児童が、木の温もりが随所に感じられる新しい施設で活動を始めます。放課後児童クラブの活動以外にも、地域住民との交流を通じた様々な体験教室での活用も予定されており、子どもたちの希望にあふれた未来に寄与する施設として今後大いに利活用されることが期待されます。
(写真提供協力:富岡町役場)
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出典:復興庁ホームページ (当該ページのURL)