カマリン・アジア・アフリカ法律諮問委員会(AALCO)事務局長による山田外務副大臣表敬
報道発表
カマリン・アジア・アフリカ法律諮問委員会(AALCO)事務局長による山田外務副大臣表敬
2月1日、午後4時50分から約20分間、山田賢司外務副大臣は、1月31日から2月7日にかけて外務省の招へいにより訪日中のカマリン・ピニットプーワドン・アジア・アフリカ法律諮問委員会(AALCO)事務局長(His Excellency Dr. Kamalinne Pinitpuvadol, Secretary-General, Asian-African Legal Consultative Organization)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 山田副大臣から、国際社会における法の支配の重要性を訴える日本の取組を紹介しつつ、ロシアによるウクライナ侵略により国際社会が様々な危機に直面する現下の情勢において、「力による支配」ではなく「法の支配」を推進する必要がある旨述べるとともに、アジア・アフリカ地域において法の支配の推進に向け、日本としてAALCOを支援していく旨強調しました。
- これに対し、カマリン事務局長からは、これまでのAALCOに対する日本の貢献への謝意と評価が示されるとともに、法の支配の推進に向けた日本の努力に敬意を表する旨述べた上で、日・AALCO間の協力を一層推進していくために共に取り組んでいきたい旨述べました。
AALCOは、国際法に関して加盟国から付託される問題を審議し、適当と認められる勧告を加盟国政府に対して行うこと、法的問題に関して意見・情報の交換を行うこと等を目的とする政府間機関。1956年に「アジア法律諮問委員会」として設立され、その後、アフリカ地域の加盟国も参加するに至った。我が国は1956年の設立時以来の原加盟国で、2017年1月現在の加盟国数は47。事務局の所在地はインドのニューデリー。
タイのチュラロンコーン大学や東アジア大学で教鞭を執るほか、タイ政府機関の要職を歴任した後、2021年12月、第59回AALCO総会においてAALCO事務局長に選出され、2022年1月に就任した(任期は2025年12月までの4年間)。
出典:外務省ホームページ(URL)
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