岸田総理は経済的困難を抱える家庭の子どもたちの支援者と車座対話を行いました-
岸田総理は経済的困難を抱える家庭の子どもたちの支援者と車座対話を行いました
(視察を終えての所感と、困窮家庭やその支援団体などへの対応について)
まず、本日は食料品やエネルギー中心に物価が高騰する中、国民生活に大きな影響が出ている、その中にあって経済的に恵まれていない子どもたちを支援するために最前線で頑張っている皆さんのお話を聞かせていただきました。切実な現実、また更なる取組の必要性、こうしたものを痛感させていただきました。そして、今日頂いた意見も踏まえながら、今月中に取りまとめる総合経済対策において、とりあえず以下の事を盛り込んでいきたいと考えています。まず、子供食堂等への食品提供を支える事業として、今日、御指摘があった倉庫の支援というのがありましたが、倉庫の支援も含めて、「フードバンク支援緊急対策事業」、これを大幅に拡充したいと思っています。また、食事、食材等の提供を行う「地域子供の未来応援交付金」、この補助上限額、これを大幅に引き上げたいと思います。またプレイパークを備えた居場所など新たな子どもの居場所づくりの形を考えるモデル事業の創設、これも進めていきたいと思います。こうした取組を進めることによって、物価高騰によって大きな影響を受けている経済的に困難を抱える家庭の子どもさんたちの支援も含めて、政府としてこの支援をしっかりと予算においても、制度においても用意するとともに、今日も意見交換の中で出ておりましたが、きめ細やかな運用に心掛けていきたい。このように感じております。
出典:首相官邸ホームページ 1