高田松原津波復興祈念公園 整備完了-災害から11年、着工より5年(岩手県陸前高田市)(令和4年8月10日)
東日本大震災津波による壊滅的な被害を受けた陸前高田市で、令和4年6月3日に、高田松原津波復興祈念公園事業完了式が執り行われました。
この公園は、東日本大震災による犠牲者への追悼と鎮魂や、震災の記憶と教訓の後世への伝承、地域のにぎわいを創出することを目的とした施設となっており、令和元年9月に追悼記念施設、津波伝承館、道の駅高田松原が先行してオープンしていました。途中コロナ禍による臨時休館を余儀なくされましたが、各施設が併設している効果もあり、先行オープン後から今に至るまで多くの方々が訪れています。
約130ha(東京ドームおよそ28個分)の広大な敷地の公園内には、前述の3施設の他、奇跡の一本松などの震災遺構が5カ所、その他野球場、サッカー場からなる運動公園も整備されており、今回の事業の完成により更なる交流人口の増加が見込まれます。
高田松原津波復興祈念公園が、祈りの場として、そしてにぎわいの場として多くの人々に末永く愛されることを願います。
【震災遺構-気仙中学校】
【震災遺構-奇跡の一本松】
【震災遺構-陸前高田ユースホステル】
【震災遺構-タピック45(旧道の駅)】
【震災遺構-下宿定住促進住宅】
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出典:復興庁ホームページ (当該ページのURL)