古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)こときょうとのぶんかざい
主情報
- 記載物件名
- 古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)
- 構成資産
- 賀茂別雷神社(上賀茂神社)、賀茂御祖神社(下鴨神社)、教王護国寺、清水寺、延暦寺、醍醐寺、仁和寺、平等院、宇治上神社、高山寺、西芳寺、天龍寺、鹿苑寺、慈照寺、龍安寺、本願寺、二条城
- 所在地(市町村)
- 京都府京都市、宇治市、滋賀県大津市
- 暫定記載年
- 平成4年(1992年)
- 推薦年月
- 平成5年(1993年)9月
- 記載年月
- 平成6年(1994年)12月
- 評価基準
- (ⅱ)(ⅳ)
- 都道府県所管課
- 京都府教育庁指導部文化財保護課記念物係、滋賀県文化財保護課
- 自治体等HP
- https://www.pref.kyoto.jp/isan/ (京都府HP)
- ユネスコ資産ページ
- https://whc.unesco.org/en/list/688
- 写真提供
- 京都府教育庁(鹿苑寺、清水寺、天龍寺庭園)、慈照寺(慈照寺)、龍安寺(龍安寺方丈庭園)
解説
詳細解説
京都は794年から1868年にかけて天皇が居所をおいた日本の首都であり、武家政権が政治の中心を鎌倉と江戸に移した時期以外、文化・経済・政治の中心として繁栄しました。
京都は北、西、東の三方を丘陵に囲まれた盆地という地理的特徴を利用して建設された都市です。中央の平地部では、幾多の兵火に見舞われて火災が頻発し、多くの建物などが失われては再興されるという繰返しでした。しかし、周辺の山麓部は災害を免れ、起伏に富んだ自然地形を利用して建てられた大寺院や山荘・庭園がいまでも多数残されています。
平地部にも東寺や二条城などの大きな規模の記念物や各種の伝統的な住宅様式を示す町並みなどの文化遺産が、条坊制の中に残っています。8世紀に創建された東寺には、11世紀から19世紀にいたる各時代の建物が建ち並び、16世紀に建造された二条城には、広大な敷地に当時の華やかな建物が残っています。
構成する文化遺産
出典:文化遺産オンライン(URL)(C) The Agency for Culture Affairs